こだわり拘る
「TABETE.me」アプリをリリース
昨日(2018年8月20日)、株式会社コークッキングが「TABETE.me」のアプリをリリースしました。
リリースされた「TABETE.me」のアプリはiOS版のみでAndroid版はありません。
iOS版ですのでiPhoneでもiPadでも動きますが、iPadは拡大モードで動きます。
アプリのリリースを急ぎたいのでしょうが、Android版がないのはマズイですし、きちんとiPad対応ができないのであれば非対応とすべきかと思います。
「TABETE.me」アプリをiPhoneへインストールしてみました。
JOIN Cafeは「TABETE.me」へ参加していますので、レスキュー待ち商品を登録しました。
アプリを立ち上げ後、TABETE.meへのログイン情報を入力しました。
Web版の「TABETE.me」はお店一覧から商品へとページが変わっていくので、アプリ版も同じ流れだろうと想像していました。
想像通り、アプリ版トップ画面はお店一覧です。
iPhoneの画面は縦長ですからお店が縦に並び、出品されているお店が最初に表示されます。
出品されているお店の表示順は、iPhoneの位置情報を参照して所在地に近い順にならべるべきですが、残念ながら表示は「所在地に近い順」ではありませんでした。
JOIN Cafeは「錦糸町駅、住吉駅、菊川駅から徒歩8分」と表示されます。
画面上部にある検索ボックスの「駅名」では、錦糸町駅を入力すると検索できますが、住吉駅と菊川駅では検索できませんでした。
「TABETE.me」のサービスは、現時点のサービスであれば、利便性を考慮しなければWeb版で実現できると思います。
スマートフォンのアプリを制作するとなれば、サービス実現は当然として利便性向上を最優先に考えるべきと思います。
利便性向上を最優先とするために、位置情報の利用とリアルタイム通知の利用は必須です。
これらを利用しないのであれば、アプリ制作は不要と思います(アプリ開発投資は無駄になります)。
株式会社コークッキングはベンチャー企業で意義のあるサービスをビジネス化しようとする意気込みは理解できます。
「TABETE.me」のサービスは意義のあることですが、利用者やお店は好意的対応をしてくれるとは限りません。
タイミングを逸したり、勇み足でのスタート、は利用者やお店を遠ざける要因になりますし、遠のいた利用者やお店は戻ってこないことを肝に銘じるべきと思います。