こだわり拘る
外付けハードディスクを分解してみました
内部でエラーが出てしまっていると思われる外付けハードディスクから新しい外付けハードディスクへのデータのコピーが無事終わりました。
内部でエラーが出てしまっていると思われる外付けハードディスクは新しい外付けハードディスクより見た目が良いですし、エラーの原因はケース側の基盤ではなく内蔵ハードディスクだろうと思います。
せっかくなので、内部でエラーが出てしまっていると思われる外付けハードディスクを分解して、エラー原因がケース側の基盤なのか、内蔵ハードディスクなのか、を切り分けてみることにしました。
この外付けハードディスクはLaCie Rikiki(LCH-RK1TU3S)という製品です。
きちんとした製品らしく、ケースを止めているビスはプラスビスではなくヘクスローブビスで、「開けないでね」を主張しています。
ケースを止めている4本のヘクスローブビスを外して、スライドさせて取り出します。
内蔵ハードディスクはSAMSUNG製で2014年2月生産のものです。
内蔵ハードディスクをケースから取り出して、ケースの基盤も取り外しました。
内蔵ハードディスクと基盤との接続はSATA(シリアルATA)です。
きちんとした製品らしく、裏を見るとケースに取り付けられている基盤と内蔵ハードディスクは「WARRANTY VOID IF BROKEN」と印刷されているシールで止められていました。
内蔵ハードディスクをケースから取り出しましたので、「WARRANTY VOID IF BROKEN」は切れてしまいました。
内蔵ハードディスクを別のケースに入れてMacとPCで確認をしたところ、エラーが確認できました。
これでエラーの原因は思った通り内蔵ハードディスクと判断できました。
ケースはSATAのハードディスクかSSDを入れての再利用が可能です。
エラーの原因の内蔵ハードディスクを外してケースだけを保管しようと思い、ビス留めをしようとしたところ、ビス穴がありませんでした。
ケースを止めているヘクスローブビスはケースを貫通して、内蔵ハードディスクのビス穴を使ってビス留めしている構造になっています。
ポータブルのハードディスクケースは内蔵ハードディスク自体のビス穴を使わずに、ケースに付けられている基盤にコネクタで接続して、ケースで押さえ付けることが多いです。
内蔵ハードディスクのビス穴を使って内蔵ハードディスクの位置決めとケース留めを兼用する構造には感心しました。