こだわり拘る

2018年4月30日（米国時間）に「Windows 10 April 2018 Update」がリリースされることになったようです。「April 2018 Update」なので4月といってもギリギリで、日本では5月1日になってしまいました。

PCのOSシェアを調べると約90%がWindowsで、Windowsの40%くらいがWindows 10ですから、アップデートの対象になるPCを使われている方は多いと思います。
Microsoftの資料を見ると「Windows 10 April 2018 Update」の新機能は「タイムライン」と「集中モード」のようです。その他Microsoft EdgeやIMEの機能アップなどがあるようです。
Windowsやmac OS、スマートフォンのiOSやAndroidなど、OSと言われているソフトウェアは成熟してしまっています。「Windows 10 April 2018 Update」の新機能の「タイムライン」と「集中モード」は目玉機能なのでしょうが、どれだけの人たちが利用するのかは疑問です。「あれば便利な」機能かも知れませんが「お節介な」機能のような気もします。
ソフトウェアの成熟はOSに限らず、オフィスソフトウェアも同じような気がします。新しい目玉がないと購買に結び付かないでしょうから、これまでのライセンス販売ではなく、サブスクリプションへ移行していくのだろうと思います。

既存のWindows 10をアップデートするのには1時間くらいかかるかも知れません。「Windows 10 April 2018 Update」は無料ですが、1時間の空き時間をコストと考えると結構な損失かも知れません。
新機能を知って「使わないからアップデートはいいや」と思わないでください。この「Windows 10 April 2018 Update」にも多くのセキュリティ対応が含まれているはずです。セキュリティホールで問題が出てしまったら、ロスは1時間では収まらないでしょう。「Windows 10 April 2018 Update」は「予防注射」ですから、1時間の空き時間を我慢してアップデートしましょう。