こだわり拘る

以前からMacBook Air（Retina, 13-inch, 2018）はキー入力の時に、勝手に反復入力される、入力が無視される、がありました。
この症状は出たり出なかったりするので、自分のキー入力が誤ったのかキーボードの問題なのか、判断できませんでした。
アルファベットや数字などキーだけではなく、シフトキーや矢印キーでも症状が出るようなりました。

Apple推奨の「MacBookやMacBook Proのキーボードのお手入れ方法」を実行してみました。

残念ながら、改善されませんでした。

調べてみると、MacBook Airはバタフライキーボードで、バタフライキーボードには「文字が勝手に反復入力される」や「文字が表示されない」や「押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない」の持病があり、Appleは「MacBook、MacBook Air、MacBook Proキーボード修理プログラム」を実施していることがわかりました。

MacBook Airは「MacBook、MacBook Air、MacBook Proキーボード修理プログラム」の対象ですが、「対象となるMacBook、MacBook Air、MacBook Pro に対しその最初の小売販売日から4年間適用」なので対象外となってしまいました。

AppleはMacBook Airのバタフライキーボードの問題を認識しているので、修理は可能だろうとApple StoreのGenius Barを予約しました。

先週の定休日（2024年2月8日（木））、Apple Store丸の内のGenius BarへMacBook Airを持って行きました。
Geniusさんへ症状を伝えると、MacBook Airは「MacBook、MacBook Air、MacBook Proキーボード修理プログラム」対象ですが「最初の小売販売日から4年間適用」が条件なので対象外になってしまった、との説明を受けました。
対策として、「問題が発生しているキーのキートップを交換する」、「キーボード全体を交換する」、の2方法があるとのことでした。
「問題が発生しているキーのキートップを交換する」は「文字が表示されない」や「押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない」の改善が見込まれるが「文字が勝手に反復入力される」は改善されないとのことでした。
「キーボード全体を交換する」はキーボードが新品になるので100%改善されるとのことでした。
「キーボード全体を交換する」の費用は概算で50,000円（全別）程度で、修理期間は3日から1週間程度とのことでした。
「問題が発生しているキーのキートップを交換する」は無償で、5分か10分で完了とのことでした。
まずは「問題が発生しているキーのキートップを交換する」、改善されなかったら「キーボード全体を交換する」、が妥当と判断して、問題が発生しているキーを指定してキートップを交換していただきました。
（ついでにキーの黒い塗装が剥がれた左コマンドキーも交換していただきました。）

交換したキーは曇りがあるので、交換していないキーと見た目が違いします。

上矢印キーと下矢印キーは交換したキー、右矢印キーと左矢印キーは交換していないキー、です。

数日間使いました。
キートップを交換したキーは「文字が表示されない」や「押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない」は改善されました（100%ではありません）が、「文字が勝手に反復入力される」は改善さませんでした。
どうするか考えないといけませんね。

余談を2つ。
Apple Store丸の内のGenius Barで「キーボード全体を交換する」の費用の話の時に、Geniusさんから「購入から5年以上なのでキーボード全体を交換ではなく、新しいMacBookの購入をお勧めします」、「新しいMacBookはバタフライキーボードではなくシザーキーボードなので、このようなことはありません」と言われました。無駄なアドバイスですね（少し気に障ります）。
Apple Store丸の内へ行ったのは2024年2月8日（木）昼過ぎでした。ショッピングスペースでの混雑はなく、Genius Barは空席がありました。Apple人気が落ち着いてきたのでしょうかね。