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ネットワーク対応HDDをNASへリプレース

お世話になっている会計事務所では職員さんのデータ保管とデータ共有、バックアップなどでネットワーク対応HDDを利用しています。
会計事務所内のネットワークに共有のディスク領域を構築して利用することは、同一ネットワーク内で処理が完了しますので効率的ですし、データが事務所内のみしか移動しないので安全性も高いです。
既存のネットワーク対応HDDは数本のハードディスクを束ねて1本となる構成なので、1本でもハードディスクトラブルが発生すると全てのデータが失われてしまいます。また、導入から7〜8年が経過していますので、ハードディスクの消耗も心配です。
既存のネットワーク対応HDDと同じ構成で入れ替えることでハードディスクの消耗は対処できますが、ハードディスクトラブルに対する対応ができません。
ややコストが大きくなりますが、複数のハードディスクを組み合わせて1台の仮想的なハードディスクとして認識させて、冗長性を向上させることができるRAIDに対応しているNAS(Network Attached Storage)へのリプレースを提案させていただき、進めることになりました。

 

RAIDにはいくつかのレベルがあります。
バランス等を考慮して、。RAID内のハードディスクが1本故障しても利用できるRAID 5を利用することにしました。
既存のネットワーク対応HDDは総容量で3〜4TBで収まりますので、NASはハードディスク4本構成、ハードディスクは2TB、を選択することにしました。
また、NASへの電源は直接コンセント接続ではなく、無停電電源装置を経由することにしました。

 

ハードディスクが入っていないNAS本体と4本のハードディスク(2TB)、そして無停電電源装置が届きました。

 

NAS本体のディスクベイからディスクトレイを取り出して、ハードディスクを取り出したディスクトレイに取り付けて、ディスクベイに取り付けました。

電源を入れて、ディスクアレーを構成して、システム設定を行いました。

 

無停電電源装置は内蔵バッテリーを結線しました。

その後、電源を入れてみましたが動きませんでしたので、数時間充電してみました。
それでも動きませんでした。
販売店へ問い合わせたところ、メーカーへ連絡をして初期不良の確認をして欲しいとのことでした。
メーカーのサポートに電話で連絡を入れて状況を伝えたところ、初期不良との判断でした。
メーカーで対応しての交換となり、新品が送られてきて動作確認後に不良品を送る返すことになりました。

 

無停電電源装置の到着から確認と返品を待たずに、準備ができたNASを会計事務所へ設置しました。
会計事務所内のネットワークを経由して既存のネットワーク対応HDDのデータをNASへコピーを行いました。
コピーするデータは数も量も多いので長い時間がかかりそうでしたので、終わるまでそのままにしてもらうことにしました。
午後一番から始めたコピーは翌日朝になっても終わらずで、エラーが多く見られたとのことでした。

 

数日後に会計事務所へお邪魔しました。
NASへ相当量のデータはコピーされていましたが、アクセスが非常に遅くなっていました。
NASのシステム状況を確認したところ、4本のハードディスクのうちの1本で入出力エラーが発生していました。
既存のネットワーク対応HDDはそのままですので、NASを取り外して持ち帰ることにしました。

 

NASのシステムから入出力エラーが発生しているハードディスクを特定しました。
入出力エラーが発生しているハードディスクを取り外して、その状態で正常に動いていることを確認しました。
初期不良として、販売店へ交換の依頼をしました。
ハードディスクも無停電電源装置と同じように、新品が送られてきて動作確認後に不良品を送る返すことになりました。
送られてきた新品のハードディスクをNASへ取り付けて、ディスクアレーを構成して、再度システム設定を行いました。
前回は大量のデータコピーを行いませんでしたが、新品のハードディスクの確認もありますので、大量のデータコピーを行なって確認をしました。
この時点で全てのハードディスクに入出力エラーはありませんでした。

 

NASの確認をしている間に、無停電電源装置がメーカーから到着しました。
内蔵バッテリーを結線して、電源を入れただけで動き始めました。
マニュアルには初期充電は24時間以上との記載がありますので、24時間充電後にNASと接続してNAS側の設定も行いました。

 

時間のかかる既存のネットワーク対応HDDのデータからNASへのコピーはNASシステムのバックアップ機能を使って行うことにしました。

 

NASと無停電電源装置を持って再び会計事務所へお邪魔しました。
NASと無停電電源装置を設置して、既存のネットワーク対応HDDのデータからNASへのコピーをNASシステムのバックアップ機能に設定して実行、NASへコピーができていることを確認しました。
翌日朝に確認をしたところ、コピーは完了していました。
NASのデータは、存在が確認できて、読み込みはできるのですが、書き込みができない状態になってしまいました。
NASの共有フォルダ内のフォルダやファイルのアクセス権限がパソコンからの利用のアクセス権限と合っていないことが原因です。
共有フォルダ内のフォルダやファイルのアクセス権限を変更して、存在が確認できて、読み込みと書き込みができること、を確認していただきました。

 

NAS本体は大丈夫でしたが、4本のハードディスクうち1本が初期不良、無停電電源装置が初期不良、とトラブルが重なってしまいました。
機材の初期不良は事前に想定できませんが、到着後の確認はきちんとすべきですね。

 

 2020年1月25日    SE037@JoinCafe  
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